
パソコンを使うなら効率化は非常に大事です。
もちろんタイピングスキルも必要ですが、ショートカットを使っている人と使っていない人では圧倒的に差が出ます。
しかし、パソコンの初心者の方であればいきなり数十個も覚えるって大変ですよね?
そこで今回は初心者の方向けにすぐに活用できるショートカットキーを10個のみに厳選しました。
初めのうちはちょっと悩むCtrl + X と Ctrl + C の違いや、具体的にどうやって活用するのかも解説していきます。
それでは始めましょう!
厳選10個のショートカットキー
まずはショットカットキーの一覧表をご覧ください。
ショートカットキー | 説明 |
---|---|
ctrl + A | 全て選択 |
ctrl + X | 切り取り |
ctrl + C | コピー |
ctrl + V | 貼り付け |
ctrl + Z | 1つ前へ戻る |
ctrl + S | 上書き保存 |
ctrl + N | 新規のシートを開く |
ctrl + O | 新規ファイルを開く |
ctrl + P | 印刷 |
ctrl + F | 検索・置き換え |
最初の頃は「マウスでクリックした方が速いんじゃないの?」と思うかもしれませんが、ある程度慣れてくると自然とショートカットに手が伸びるようになります。
その中でも、初心者から熟練者までのみんなが実践する王道的な10個のショートカットキーです。
Ctrl + X と Ctrl + C の違いって?
Ctrl + X の切り抜きはコピー前の文字が消えます。
そして、Ctrl + C の場合はコピー前の文字が残ったままです。
つまり違いしてはコピー前の文字が残るか残らないかのみです。

地味な違いのようですが、このちょっとした使い分けでも積み重なるとかなりの時間短縮となります。
暗記が苦手な方でも簡単に使える
ショートカットキーの一覧表を見ても、なかなか覚えにくいということも方も多いですよね?
実はショートカットには意味があることが多く、覚えやすいくなっています。
- Ctrl + A ← All
- Ctrl + X ← ハサミの形
- Ctrl + C ← Copy
- Ctrl + V ← コピーの隣
- Ctrl + Z ← とくにはないがXの隣など
- Ctrl + S ← Save
- Ctrl + N ← New
- Ctrl + O ← Open
- Ctrl + P ← Print
- Ctrl + F ← Find
意味的に覚えると格段に覚えやすくなります。
さらにエクセルやワードではキーボードの「Alt」を押すとショートカットが表示されます。

上の例としては、ショートカットが表示されたときに「Y」を押すと

このようにさらにショートカットが表示されます。
この状態で「Y」を押した後に「5」を押すとフォントの色を変えれます。
このように、すべてのショートカットを覚えなくてもAltを押せば簡単にショートカットが分かります。
具体的な使い方
今回は10個のショートカットに厳選したので、具体的にどう使うのかを解説していきます。
パソコン全般に使えるショートカットではあるのですが、分かりやすいようにエクセルで解説します。
まず最初はCtrl + O で過去のデータを呼び出すか、Ctrl + N で新規シートを呼び出します。

Ctrl + X の使い方は先ほど説明した通り切り抜きです。

でも切り抜いたあとにやっぱり元に戻したいってことありますよね?
そんなときにCtrl + Z で簡単に元通りです。

さらに補足すると、Ctrl + Y を押したら Ctrl + Z をやりなおすことができます。
意味的には以下の画像を見るとわかりやすいと思います。

次にCtrl + A の解説です。
文章を書いていると、すべての文字の大きさを変更したいとか思う時がありますよね?
そんなときにドラッグするのは面倒です。
Ctrl + A を押せばすべて選択できるので、簡単にもすべての文字を変換することができます。

全て入力が終わればCtrl + P で印刷することができます。
また、Ctrl + F の検索機能は探すだけでなく文字を変換することができます。
例えば、サンプルという文字をリストに換えたいとき、Ctlr + F でダイヤルログを表示させ、以下のように入力します。

置き換えをすると簡単に文字が変換されます。

文字の置き換え機能は入力間違えや修正などにも便利です。
<例>
- 「異常」→「以上」
- 「わが社」→「弊社」
- 「hello」→「Hello」
まとめ
いかがでしたか?
このようにショートカットを勉強していくと、機能を使う途中でいろんな技が自然に身に付きます。
さらにお気づきの方もいるかもしれませんが、今回紹介したショートカットは左側に集中しています。

「O」と「P」は最初や最後に使うぐらいなので右側ですが、頻繁に使うショートカットキーは左側にあす。
つまり、右手でマウスを持ちながら左手でショートカットができるようになっています。
これってかなり効率がいいですよね?
タイピングスキル極めるよりも、両手で打ち込むスキルを身に着けた方が効率よくパソコンスキルが上達します。
今回紹介したショートカットは初心者向けに王道のものしか載せていませんが、パソコンの効率化もショートカットも奥が深いです!
最後ですがCtrl+Wでエクセルのシートが閉じ、Alt+F4でエクセル自体が閉じますのでやってみましょう!