
前回は単語登録の方法について記事を書きました。

ですが登録方法だけ知っても何を登録したらいいかが分かりませんよね?
実は単語登録にはコツがあります。
コツを何も知らずに登録していくと、あとで何度もやり直しという無駄が必ず起きます。
そこで、時間の無駄を減らすためにも単語登録のコツをお話ししますのでしっかり学んでいきましょう!
目次
読みの文字は短くする
単語登録は読みに対して指定された語句に変換されます。

そして、第一のコツとしては読みを一文字でも短くすることです。
例えば「おつ」 → 「お疲れ様です。」というのが一般的ですが
「おt」にすれば1文字短くできます。
ほかにも
「おs」 → 「お世話になります。」
「あr」 → 「ありがとうございます。」
ほんの1文字の違いでも、単語登録10個を3回ずつ行えば1日30回です。
これって案外ばかになりませんよ?
1ヶ月・・・1年となると10950文字分です。
積み重なると当然時短となり、空いた時間で趣味や家族に費やすことができます。
さらに登録するときの読みは1文字でも可能です。
例として以下の表をご覧ください。
読み | 単語 | 登録の意味 |
---|---|---|
r | → | right |
l | ← | left |
d | ↓ | down |
m | 〇 | まる |
q | ? | question |
k | 株式会社〇〇〇 | 会社名 |
j | 東京都千代田区(住所) | 住所 |
この「r」が → になるのって意外と重要です。
通常「右」で変換すると
- 右
- →
- ⇒
- ➡
- ミギ
というようにまだまだいっぱいでてきます。
→ と入力したいのに右になるのって結構イラっとしますけど、おそらくほとんどの人が経験済の事例です。
単語登録していたらこのストレスから解放されます。
さらに僕の場合は業務上自分の名前をよく入力するので、自分の頭文字1文字で名前がでてくるようにしています。
競合性を少なくする
「あ」「い」「う」「え」「お」などの母音登録はなるべく避けましょう。
これらは競合が激しくて、登録しても自分の意図する言葉に変換しない可能性があります。
例えば「あ」で変換すると「亜」「阿」「吾」「ぁ」と「ア」いったように複数の候補が出てきます。
これらを防止するにはコロン「;」などが便利です。
「あ;」→ 「ありがとうございます。」
「い;」→ 「いつもお世話になります。」
「お;」→ 「お世話になります。」
実は先ほどの1文字登録で ↑ を登録していないのもその理由です。
上でもupでも「u」なので競合が激しいので、僕は「うp」と登録しています。
マイルールは必須
先ほどのコロン「;」のように語尾につけることがコツではありますが、ルールが必要です。
なぜなら、マイルールを決めておかないと最後が「;」なのか「@」なのかわからなくなってきます。
単語登録のマイルールでは、目的ごとに決めるのがおすすめす。
例えばURLやメールアドレスであれば最後に「@」をつけるなど。
「j@ 」 → 自分の住所 (東京都千代田区〇〇・・・・・)
「うr@ 」→ 自分のサイトのURL (http://kotukotu21.com/)
「k@」 → 会社のメールアドレス
会社でよく使う名前の最後は「S」をつけるという方法もあります。
「ts」→ 「田中さん」
「ss」→ 「佐藤さん」
「ks」→ 「近藤さん」
ビジネスマン(会社員)の方であれば同じ部署や取引先の方の名前など全て登録していると便利です。
他にも僕の場合はTerapadでサイトの文章を下書きすることが多いのでHTMLなども登録しています。
例えば補足などに便利なHTMLでは

こんな面倒な入力が0.5秒です。
僕は自分のサイトを書くときに使用するHTMLはすべて「f」を最後につけるとルール決めをしています。
「f」にした理由は押しやすいことと競合性が低いことです。
つまり、ルールの詳細は自分で好きなように決めればいいのです、
マイルールのコツとしては以下の3点を意識すると時短になります。
意味を加えて覚えやすく(会議で使う言葉なら語尾にgなど)
押しやすい(ホームポジションで手が届く)
悩む前に登録する
これはまた使いそうだとか思った言葉はすぐに単語登録することをおすすめします。
よくあるのが「これは登録しても忘れそうだなぁ」みたいな感じで悩んで登録しないこと。
悩む時間がもったいないのでまずは登録して試してみましょう。
そうすることで意外と毎日自分が使用している言葉に気付いたりもします。
単語登録数に制限はないし、消したり修正できるのでどんどん追加していきましょう!
僕の失敗談では家のパソコンでは登録しているのに会社のパソコンでは登録していないので何度も打ち直したことがしばしば・・・。
単語登録の注意点
すごく便利な単語登録ですが、注意点もあります。
パスワードや個人情報を登録しない
会社のパソコンでクレジットカードや口座番号は絶対禁止です。
毎日自分しか使わないパソコンと思っていても、自分がいつ事故や病気になるかわかりません。
それに出張の度に自分の単語登録を消すのなんか効率悪いですよね?
自分が不在の場合は誰がパソコンを使用するかわからないので個人情報の登録はだめです。
もし毎回パスワードを忘れるからどうしても登録したいというときは、Googleログインパスワードの例とすると
「gp」→ 「名前 + 誕生日」といったようにヒントを登録するといいです。
何度も登録内容を忘れる場合
単語登録を大量にしていると、どんな文字で入力したか忘れて変換されないことが多々あります。
そんな場合は次のような対処が必要です。
- 登録する言葉を変える
- 両方を登録する
僕がよくやらかすのが
「てr」→ 「Terapad」
「tr」→ 「Terapad」
どっちで登録したのかよく忘れてこんな間違いをよくやります。
そんな場合は対策としてはよく自分がよく打っている方の入力に直すか、両方登録することが解決策になります。
ちなみに僕はよく間違える言葉は両方登録しています。
さらに言えば大文字と小文字の間違えもよく僕はやるので両方登録したりします。
「おs」→ 「お世話になります。」
「おS」→ 「お世話になります。」
パソコンや業務によって入力英数字を大文字か小文字かで変更する人はこのミス結構起きます。
すぐにパソコンスキルを上げるには
実は今回の単語登録は僕よりももっと極めている方がいます。
それはヨッセンスというブログを書いている効率化オタクのヨスさんです。
この方はとにかく効率化のスキルが人並外れていて、多くのパソコン術を持っています。
僕は毎日パソコンを使用していますし、業務によってはファンクションキーだけで基本作業ができてしまうほど効率化には自信をもっていました。
でもこのヨスさんが書いた「高速パソコン仕事術」を読むと、自分がまだまだ未熟だと痛感しました。
![]() 効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術 [ ヨス ]
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ほんの1000円ちょっとでパソコン効率が格段に上がったのでおすすめです!
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では単語登録のコツについてでした。
何も考えずに登録しても効率は上がりますが、やはりコツを知ってから登録した方が時短の効果が大きく変わります。
今回の話を要約すると、単語登録のコツは「短くする」「競合性を短くする」「マイルールを決める」「どんどん登録していく」という内容でした。
単語登録ってやってみると奥が深く、人によってベストの単語は違います。
そして、活用すれば絶対に時短になります。
単語登録は制限がないので、100個、300個、1000個とどんどん登録していきましょう!